
組合について
インドネシアに特化した人材ネットワークで、
最適な人材を医療・介護の現場へ
私たちは、日本とインドネシアの国際交流のかけはしとして福岡県内の医療・介護現場の人手不足の解消、インドネシア人材の働き口の提供により持続可能な社会の実現を目指しています。

組合概要
組合名
人材サポート協同組合
設立
2019年9月5日
代表理事
齋藤 隆幸
本部所在地
福岡市中央区渡辺通4-9-18福酒ビル5階
電話番号
092-725-3216
FAX番号
092-725-3219
URL
サービス内容
人材募集・選定
インドネシア国内での厳正なスクリーニング、面接、適性検査を通じて、高い意欲と日本語学習能力を持つ人材を選抜します。
事前教育・研修
来日前に必須となる日本語教育、介護の専門知識(基礎)、日本の文化・習慣・社会ルール、災害時の対応などについて徹底した研修を行います。
在留資格申請手続きサポート
技能実習および特定技能それぞれの在留資格に関する複雑な書類作成や入国管理局への申請手続きを、受入れ企業様に代わってサポートします。
企業へのマッチング
受入れ企業様の具体的な人材ニーズ、事業所の特性、求める人物像を丁寧にヒアリングし、最適な技能実習生・特定技能海外人材をご紹介します。
入国後の生活支援
空港への出迎え、役所での住民登録や銀行口座開設などの初期手続き、生活オリエンテーション、住居に関するアドバイスなど、日本での新生活をスムーズに開始できるよう支援します。
就業後の継続的サポート
定期的な巡回訪問(月1回以上)、技能実習生・特定技能海外人材からの生活・業務相談への対応、企業様からの相談対応、関係機関と の連携など、実習期間・特定技能での在留期間を通して手厚くサポートします。






導入フロー
1
お問合せ・ご相談
2
入ニーズのヒアリング・制度説明・ご提案
3
候補者の紹介・面接(オンライン可)
4
受入契約の締結
5
在留資格申請手続代行
6
海外人材の入国・研修
7
配属・就業開始
8
定期的な巡回・生活・業務フォローアップ
実績
紹介実績
126人
受け入れ企業
19社
海外人材 VOICE

患者さんから教えてもらった初めての編み物。
もっと上手になって、見てもらいたい!
技能実習に参加したアルムさん(インドネシア出身)は、「何か新しい体験がしたい」という想いから日本へ来ました。
日本に来てすぐの生活は、母国との違いに驚くことばかりでしたが、特に日本の「四季」 があり、雪や梅の花を見られたことが感動的だったそうです。
「言葉をまだたくさん知らない頃は、私が知らない言葉を、別の言葉で言い換えてくれたり、ゆっくり話してくれたり。そのおかげで、少しずつ知っている言葉も増えてきました。」
リハビリ病院で介護士として働く中で、最初は言葉の壁に苦労しましたが、職場の仲間のサポートのおかげで乗り越えられました。夜は日本語の勉強を欠かしません。
アルムさんは、退院された患者さんから趣味の編み物を教えてもらったことが一番の思い出です。完成品を披露できなかったのは残念でしたが、「退院の時に、編み物をもっと上手になりたかったと話したら、『すぐ近くだから、家に遊びに来てね』 と、家の場所も教えてもらいました。一番、心に残っています」と語ってくれました。
将来は、日本で学んだことや日本語が好きになった経験を活かし、インドネシアで日本語学校の先生になりたいという夢を持っています。
技能実習生 アルムさん/インドネシア出身
「ありがとう」の言葉をかけてもらうたびに、
幸せな気持ちになります
現在、病院にいる5名の技能実習生のうちの一人、フィラさん(インドネシア出身)は、仲間思いのスタッフや患者さんから「フィラ」と呼ばれ、信頼されています。日本に来てすぐ、いつも一緒に仕事をしている先輩スタッフが、お正月におせち料理を持ってきてくれたことにビックリし、「いろいろな食べ物が入っていて、しかも一つひとつが美味しかった」と語っています。また、「日本に来て、自分が寒がりだと知りました。ホントに寒い〜」と肩をふるわせながら笑っていました。日本人スタッフとの垣根が低くなるほど、フィラさんの日本語能力は高くなっていき、もともと明るい性格であるため、患者さんたちの間でも人気者です。日本に来て、誰もがさりげなく「ありがとう」と言葉をかけてくれることが、フィラさんをとても幸せな気持ちにしています。インドネシアでは感謝の言葉を人に伝える習慣がないため、この言葉は特に心に響きます。また、先輩に誘われて初めてアイススケートを経験しました。「上手に滑ることはできなかったけど、誘われたことはとても嬉しかった」 と感謝しています。将来は、もっと日本語を勉強し、職場の外でも日本の友だちを増やしていきたいと考えています。

技能実習生 シャフィラさん/インドネシア出身

患者さんから教えてもらった「きつねうどん」。
毎日楽しく働いています!
カリスマさんは、子どもの頃にアニメの「ドラえもん」 が大好きになったことがきっかけで、日本に興味を持つようになりました。
初めて病院で自己紹介をした時はとても緊張しましたが、皆さんが優しく迎えてくれ、ホッとしました。
「この間『きつねうどん』の話を聞いてお休みの日に食べに行きました。教えてくれた患者さんに『とても美味しかったです』と伝えると、『良かったね』と喜んでくれました。」
現在は、患者さんのお世話をしながら、福岡の美味しい食べ物など、さまざまな話をして毎日楽しく働いています。
将来は、もっと勉強を重ねて特定技能や介護福祉士にステップアップし、長く日本で働き続けたいという目標を持っています。
介護技能実習生 カリスマさん/インドネシア出身
困ったことはみんなで助けてくれる。
初めての「お花見」が楽しみです!
ザフラさんは、仕事でも生活でも、困ったことはみんなで助けてくれる温かい環境で働いています。
日本語は最初あまり話せませんでしたが、患者さんや職場の仲間と毎日話すことで、少しずつ上達していると感じています。
「毎週、事務長が日本語検定3級の日本語を教えてくれます。勉強できるのもうれしいけど、『今日、こんなことがありましたよ』とか、お話しするのも楽しいです。」
職場では、事務長に日本語を教えてもらったり、親切にしてくれる看護師に日田のひな祭りへ連れて行ってもらったり、日本の文化に触れる機会も豊富です。特に、4月にみんなで行くお花見は、一度見てみたかった桜なので、今から楽しみにしています。
将来は、インドネシアに帰国し、看護大学に通ってさらに勉強したいと考えています。

介護技能実習生 ザフラさん/インドネシア出身
雇用主様からの声

職場に吹いた新しい風が、
私たちのモチベーションを高めています
2023年、第一期生としてインドネシア出身の5名の技能実習生を受け入れました。
実習生たちは、来日当初は日本語の壁がありましたが、表情や身振り手振り、ジェスチャーを交えながら、時間をかけてお互いの意思を打ち解け合うことができました。その結果、日本語コミュニケーション能力はめきめきと上達しました。
「患者さんのお一人お一人が出せない方々がいらっしゃったのですが、私たちならぬ口の形を見て、何とか意思疎通ができる。ある日実習生のフィラさんが、自分からその患者さんに近づいて、コミュニケーションを取ろうとする姿を目にしました。」
彼女たちが来たことで、私たち自身、実習生から学ぶことが多く、成長を続けています。
実習生たちは、真只中にいます。この10ヶ月で、お願いしたことを充分にこなせる技術と知識を身につけました。次のステップでは、自らが気付き、自らが行動できることです。
彼女たちが立派な介護士になられ、この職場に新しい風を吹かせてくれることを心から願っています。
誠愛リハビリテーション病院様
案じていたよりも、すんなり進んだ受け入れと、
実習生がくれた様々な気づきや刺激
外国人材受け入れの必要性を感じつつも「もう少し先」と考えていたところから、スケジュールが決まり、受け入れの準備は急ピッチで進められました。看護部長をキーパーソンに、現場の主任や生活サポートスタッフが専任担当者となり、先行事例のノウハウを学び、文化の違いの情報共有も徹底しました。入職後、患者様からの抵抗は全くなく、フレンドリーな彼女たちのおかげで、わずか3ヶ月で仕事にも生活にも自然に馴染み、病棟の雰囲気はパッと明るくなりました。オムツ交換の際に指示なく次の手順を予測してテキパキと実行したり、患者様との会話で「そのパジャマ、カワイイですね」と話が弾んだりするほど、彼女たちの感受性の豊かさには驚かされています。受け入れの効果は、患者様だけでなくスタッフ内部にも広がり、彼女たちの真摯なケアと自然な敬老精神がスタッフに多くの気づきと刺激を与えています。また、事務長が毎週、日本語勉強会を開き、勉強と同時に悩みや希望を聞くことで、病院の受け入れ体制全体がブラッシュアップされています。外国人材受け入れは、期待以上の効果を発揮し、病院全体が一段明るくなったと実感しています。

医療法人文杏堂 杉病院様